- MRI断面写真
- 取穴法
瘂門(督脈)の外方で、頭半棘筋膨隆部の外縁に取る。
(注)WHO/WPROによると、天柱は「僧帽筋外縁の陥凹部」となっているが、後頭骨から起始する僧帽筋の筋束は薄く触知困難であり、実際に触知しているのはその下にある頭半棘筋の膨隆部である。そこで、教科書の取り方では「僧帽筋外縁」とはせず、「頭半棘筋膨隆部の外縁」としている。それに伴い、玉枕の取り方についても、同様の表記となっている。
- 部位
後頸部、第2頸椎棘突起上縁と同じ高さ、僧帽筋外縁の陥凹部。
- 筋・靭帯
僧帽筋、頭板状筋・頭半棘筋
- 神経支配
筋枝:副神経・頸神経叢の枝、脊髄神経後枝
皮枝:大後頭神経
- 血管支配
後頭動脈